【自作エフェクター】初心者におすすめの抵抗、カラーコードなどの基礎知識を解説!

エフェクター

こんにちは、ヒロです

エフェクターを自作しようとしたときに迷うのが、
部品の選び方ではないでしょうか

「種類やメーカーがたくさんあって選べない・・・」

そんな方に向けて、
今回は初心者におすすめの抵抗と基礎知識について紹介していきます!

抵抗の役割とは?

「そもそも抵抗ってなに?」
って方もいると思うので、簡単に説明します

抵抗とは簡潔に言えば、電気を流れにくくする電子部品のことです
抵抗を使うことで、回路に適切な量の電気に調整することができます

例えば、エフェクターにおけるわかりやすい役割として

  • 音量調節
  • 歪みの量の調節
  • トーンの調節

があり、抵抗値を変えることで調整ができます

エフェクターのツマミも抵抗の一つで、「可変抵抗」といいます
つまみを回すことで、抵抗値を変えています

エフェクターでよく使われる抵抗は3種類

エフェクターでよく使うものとしてはこの3種類があります

  • カーボンフィルム(炭素皮膜)抵抗
  • メタルフィルム(金属皮膜)抵抗
  • カーボンコンポジション抵抗

それぞれ簡単に説明していきます!

カーボンフィルム(炭素皮膜)抵抗

「カーボン抵抗」とも呼ばれます

誤差は±5%のものが多いです
とはいえ、実際は1〜2%の範囲に収まっていることがほとんどです

他の2種類と比べ値段が安く、1本1円とかで売っている場合もあります

温度によって抵抗値が変化しますが、
エフェクターにおいてはあまり気にしすぎる必要はないです

メタルフィルム(金属皮膜)抵抗

金属皮膜なので「キンピ」なんて呼ばれ方もします

誤差は1% のものが多いです

値段はカーボンフィルム抵抗よりは高いですが、正直ピンキリです
1本5〜10円くらいのものもあれば、1本50円以上するものもあります

誤差が小さいので、精度にこだわる場合に使いましょう

カーボンコンポジション抵抗

「カーボンコンポジット抵抗」や「ソリッド」抵抗とも呼ばれます

経年変化によって抵抗値が変化しやすく、場合によっては選別する必要があるので
初心者の方には使いにくいかもしれません

値段は他の2種類より高く、1本50円や1本100円以上のものもあります

ヴィンテージアンプや、エフェクターではよく使われているので
「同じ部品で作りたい」というときにはいいかもしれませんね

参考

「誤差±○%とは・・・?

表記される抵抗値からのずれが、どこまで許されるかの範囲です

例えば、「100kΩ、誤差±5%」として売られる抵抗は
±5%の95kΩ〜105kΩの範囲にあるということです

初心者には「1/4W型のカーボンフィルム抵抗」がおすすめ

初心者の方は

「1/4W(ワット)型のカーボンフィルム抵抗」

を選んでおけばOKです!

制作に慣れてきてから、
違う種類のものを試してみるのがいいと思います

ちなみに、メーカーはどこでも問題ないです

参考として、普段僕は
「XICON」というメーカーのものを使うことが多いです

他には、秋月電子という通販サイトで100本セットが100円で売られています
「まとめ買いしたい!」という方はこちらもオススメです!

参考

「1/4W型」とは・・・?

抵抗が耐えられる、電力の大きさです(定格電力と言います)
1/4W、つまり0.25Wまで耐えられるということです

エフェクター製作においては、基本的に1/4Wを選べばOKです

初心者の方に「1/4W型のカーボン抵抗」を勧める理由は大きく2つあります

  • 値段が安い
  • 種類の違いによる音の差はわかりにくい

では、それぞれの理由について説明していきます!

理由①:値段が安い

カーボンフィルム抵抗は、とにかく安い!

では、実際の値段を比較してみましょう!
それぞれ1本当たりの値段です

種類値段メーカー
カーボンフィルム5円XICON
メタルフィルム10円XICON
50円DALE
カーボンコンポジション30円〜50円Kamaya
100円Allen Bradley

※金額はGarrettaudioから参照しています

「違いはあるけど、どれも安くない?」
と思った方もいるかもしれませんね

エフェクターの回路で抵抗は、10本以上使われることが多いです

そう考えるとカーボンフィルムは、
メタルフィルムやカーボンコンポジションと比べて
約400円以上違いが出ますね

初心者の方は、失敗して作り直すこともあると思うので
慣れるまでは安いものの方がよいのでは、と思います

少し高い抵抗を使って、音が出なかったらショックですからね・・・

それに、安いから音が悪いということも全くありませんので!

理由②:種類の違いによる音の差はわかりにくい

  • 「カーボンフィルムは温かい音がする」
  • 「メタルフィルムの方がノイズが少ない、硬い音がする」

と言われることがあります

本気で追求している方なら、音の違いがわかるのだと思います
ただ、ほとんどの方にはわかりにくいと思います
(ちなみに僕はわかりません・・・笑)

種類にこだわるよりは、抵抗値を変えてみる方が変化が確実で
オリジナリティも出せて楽しいですよ!

抵抗の基礎知識3つ

ここからは抵抗を使う上で、最低限知っておきたい基礎知識を3つ説明します

  • 単位
  • カラーコード
  • 回路図記号

単位

抵抗の単位には
Ω(「オーム」と読む)
が使われます

ただ、1,000Ωや1,000,000Ωなど幅が広いため
「k(キロ)」や「M(メガ)」など補助単位も一緒に使われます

抵抗でよく使われる補助単位はこの2つ

k(「キロ」と読む) : 1kΩ=1,000Ω
M(「メガ」と読む) : 1MΩ=1,000kΩ=1,000,000Ω

距離を表す「km(キロメートル)」の「k」
メモリー容量を表す「MB(メガバイト)」の「M」なんかと同じ意味です

参考

「M」の読み方は「メガ」か「メグ」か・・・?

抵抗では補助単位の「M」を、「メグ」と呼ぶこともあります

これは、英語では「ohm(オーム)」など単位が母音(aやiやoなど)で始まる場合、
補助単位の末尾の母音が省略されるからです

つまり

「megaーohm(メガオーム)」ではなく
「megーohm(メグオーム)」と読むのです

とは言え、「メガオーム」と書いているメーカーサイトもあるので
どちらでもOKだと思います

個人的には、「kΩ」は「キローム」となぜならないのか謎です・・・

カラーコード

抵抗の値は、本体には「10kΩ」と文字では書かず
カラーコードと呼ばれる帯で表示します

カラーコードは金色か銀色の帯を右側にして
左から、第1色帯〜第4色帯と並びます

それぞれ帯の意味はこんな感じです

  • 第1色帯 : 十の位
  • 第2色帯 : 一の位
  • 第3色帯 : 10の乗数(10をかける回数)
  • 第4色帯 : 誤差

図の例だと、
10(茶黒)に10を3回(橙)かけるので、10,000Ω = 10kΩとなります
誤差は金色なので5%です

はじめのうちは全く読めないと思います
表と見比べながらゆっくり調べていきましょう

テスターを持っている方は、実際に測ってみると
色と数字が一致しやすくなると思います!

回路図記号

抵抗の回路図における記号はこんな感じです

2種類ありますが、どちらも同じく抵抗を表します

実際の回路図はこんな感じ

回路図記号の近くには
「R1」や「R3」のように、それぞれの抵抗の回路図における番号と
「1kΩ」のように、抵抗の値が書いています

参考

なんで抵抗の回路図記号は2種類あるの・・・?

抵抗の回路図記号には、形がギザギザのものと
長方形のものと2種類あります

これは、途中から記号が変わったためです

旧記号:②のギザギザのもの
新記号:①の長方形のもの

①の長方形で書かれることが推奨されていますが、
今でも、②のギザギザのもので書かれることがあります

とりあえずは、「どちらも抵抗を表しているんだな」とだけ覚えてもらえたらOKです

まとめ 

抵抗の選び方と基礎知識について説明していきました

「とりあえず初心者の方は、1/4W型のカーボン抵抗を使っていきましょう」
とは言いましたが、こだわりがあれば何を使ってもOKです!

  • 「なるべく安く作りたい!」
  • 「見た目が好きだからこのメーカーのを使いたい!」
  • 「あのエフェクターと同じ部品を使いたい!」

など、人それぞれ考え方は違うと思います

使いたいものを使った方が、愛着がわきますし
作っていて楽しいです

たくさん自作して、いろいろ試して
自分がいいと思うものを見つけていきましょう!

ではまた!

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