【自作エフェクター】A/B Boxの作り方!使い方も解説!【初心者におすすめ】

エフェクター

難易度:★☆☆☆☆ 
費用(目安):約3,500円

こんにちは、ヒロです 

今回はA/B Boxの作り方を紹介していきます 

  • 「エフェクターの自作をしたいけど、なにを作ればいいかわからない」
  • 「初心者でも簡単に作れるものはないかな?」

そんな方にオススメなのが、このA/B Boxです!

音を変えるわけではないので、厳密にはエフェクターではないかもしれませんが
1台持っていると、とても便利です!

エフェクターの自作が初めての方でも大丈夫なように、
わかりやすく説明していきますので安心してください!

A/B Boxとは?使い方は?

「そもそもA/B Boxってなに?」
って方もいると思うので、簡単に説明します

A/B Boxとは1つの信号(入力)をスイッチを踏むごとに
2経路(出力Aか出力Bか)のどちらかに切り替えることができるペダルです

例えば、

  1. アンプの切り替え
  2. チューナーへのアウト、兼ミュート(無音化)

として、使うことができます

入力と出力を逆にしても使えるので、
2本のギターの切り替えにも使うこともできます

完成写真と作成手順

制作に入る前に、完成写真と手順をなんとなく把握しておきましょう!

まずは完成写真がこちら!

作る手順はこんな感じです!

基板の作成がなく、部品も少ないので比較的簡単に作れます

では、さっそく作っていきましょう!

手順①:部品を買う

まずは、部品を準備していきます
必要な部品リストはこちら

部品数量コメント
ケース1個色はお好みでOKです
フットスイッチ1個3PDTのものを使います
DCジャック1個2.1mm端子のものを使います
電池用プラグ1個Tタイプがおすすめ
ステレオジャック1個入力用
モノラルジャック2個出力用
抵抗4.7kΩ1個LED用
LED 赤1個色はお好みでOKです
LED 緑1個色はお好みでOKです
配線材2m以上3色以上あると作りやすいです

LEDの配線で熱収縮チューブもあると、トラブル防止にもなるのでぜひ使いましょう!

金額は選ぶ部品にもよりますが、3,500円くらいです

「部品はどこで買えばいいの?」って方には
「Garrettaudio(ギャレットオーディオ)」をおすすめします

参考

Garrettaudioとは・・・?
エフェクターやアンプの部品に特化されている、めずらしい通販サイトです
初心者の方は、とりあえずこのサイトだけ知っていれば、まっっったく問題ないです

手順②:ケースに穴を空ける

部品が揃ったら、次はケースに穴を空けていきます
手順はこちら!

  1. 穴あけ位置を決める
  2. ドリルで穴をあける
  3. 必要な大きさまで穴を広げる

穴あけ位置を決める

穴あけ位置をPDFで用意しました
印刷して、ケースに貼り付ければOKです!

①:PDFをA4用紙に印刷

「穴あけ位置PDF」のダウンロード

②:線に合わせて切る

③:線に合わせて折る

④:ケースにテープで固定する

僕はマスキングテープを使って、ケースに固定しました

折り目が曲がっていたり、
ケースへの取り付けが曲がらないように注意して下さい!
あけてから「穴がずれてる・・・」という悲劇が起きてしまいます

ドリルで穴をあける

まずはセンターポンチで穴あけ位置にくぼみをつけます


参考

センターポンチとは・・・?
ドリルで穴をあける前に、その位置をくぼませる工具のことです
こんなメリットがあります

  • 穴あけ位置に目印をつける
  • あけたい位置からドリルが逃げるのを防ぐ

穴あけ位置がずれると悲しいので、ぜひ活用しましょう!

センターポンチでくぼませた位置を、ドリルで穴をあけていきます
僕はいつも1.5mmのドリルであけています
ドリルの径が大きすぎると位置がずれる可能性があるので気を付けてください!

さて、穴をあけ終わったら目印の紙は外しましょう

そして、ケースの表側全体にマスキングテープを貼ることをお勧めします!
こうすることで、穴を広げるときに出る削りクズで、ケースに傷がつくのを防ぐことができます

必要な大きさまで穴を広げる

次はあけた穴を、部品が入る大きさまで広げていきます

穴は2つの方法で広げていきます

  1. ドリルの径を大きくする
  2. リーマーまたはステップドリルで広げる

ドリルの径を大きくする

3mm〜4mmくらいまではドリルの径を大きくして広げていきます
これはリーマーもステップドリルも最小の径が3mm〜4mmのためです

LEDは径が3mmのものを使う場合、
3.2mmであけるとぴったりはまってくれます
大きくあけてしまうと固定が難しくなるので気をつけましょう!

リーマーまたはステップドリルで広げる

リーマー(テーパーリーマー)

ステップドリル

3mm〜4mmくらいまでドリルで広げたら、
リーマーまたはステップドリルでさらに広げていきます

実際に部品を合わせて、穴の大きさを確認しながら広げていきましょう!

参考

リーマー、ステップドリルとは・・・?

どちらも、ドリルで空けた穴を広げるときに使う工具です
持っていない方は、とりあえずリーマーから揃えましょう!

というのも、ステップドリルは1mmごとなど段階的に穴を広げるので
微調整したいときにリーマーが欲しくなるからです

注意点として、ステップドリルを使うには、ある程度強力な電動ドライバーが必要です

ステップドリルを使うときは、ケースを必ず万力で固定しましょう
ドリルとともに、ケースがくるくる回って本当に危険です!

手順③:部品を取り付ける

穴をあけ終わったら次は部品を取り付けていきます!

  • 入力ジャック
  • フットスイッチ
  • DCジャック

ジャックの取り付け

入力ジャックだけステレオ(端子が3つ)のものをつけるので気をつけましょう

出力のモノラルジャックは、ここではまだ付けません
LEDの取り付けが終わってからになります

参考

なんで入力だけ、ステレオジャック・・・?

ステレオジャックは電源のスイッチとして使うことができます

シールドが入力に刺さっていればON、
刺さっていなければOFFとすることができるのです

電池を使うエフェクターではよく使われる方法です
頭の片隅でもいいので、ぜひ覚えておきましょう!

フットスイッチの取り付け

フットスイッチは図のように、2つのナットでケースを挟むように取り付けましょう
スイッチの高さを調整、スイッチへの余計なストレスがかかるのを防ぐことができます

スイッチの飛び出る高さを調整したい場合は、下のナット位置で調整できます
こだわる方は試してみてはいかがでしょうか

DCジャックの取り付け

DCジャックの向きは、図を参考に取り付けてみましょう!

配線のときに端子を間違わなければ問題ないので、
自分のやりやすい向きでもOKです!

手順④:ハンダ付け

次は、ハンダ付けです!

慣れないうちは少し難しいと思うので
ゆっくり慎重にやっていきましょう

それぞれの部品をこんな感じでつなげていきます

細かく分けて説明していくので、現時点で訳がわからなくても大丈夫です!

では、次の手順で説明していきます!

  1. LEDの取り付け
  2. 電源の配線
  3. 出力ジャックの取り付けとGNDの配線
  4. LED点灯チェック
  5. 信号ラインの配線

部品同士をつなぐ配線材は、色を分けると作業や見直しがやりやすいです
僕はこんな感じで色分けをしています

  • 電源(プラス)ライン    : 赤色
  • グランド(マイナス)ライン : 黒色
  • 信号のライン        : 上の2色以外(今回は黄色)

LEDの取り付け

LEDの接続はこんな感じです!

特に次のことに注意しましょう!

  • LEDのプラス側とマイナス側の向き
  • フットスイッチの端子

作画ツールの関係で、
DCジャックの向きが「取り付け」説明の時と上下が反対になっています

接続場所を間違えないように気をつけましょう!

LEDへの抵抗と配線材のハンダ付け

LEDにはプラス側とマイナス側があり、足の長さが違います
  長い方:プラス側(DCジャック側)
  短い方:マイナス側(フットスイッチ側)
となっているので、間違わないように気をつけましょう!

抵抗の足や配線材はU時に曲げておき、LEDの足にしっかり固定してから
ハンダ付けをしましょう

ハンダ付けしていなくても、外れないくらいしっかり付いているのが理想です

ケースへの固定

2個のLEDに抵抗と配線材を付けられたら、
ケースの穴にはめていきます

スイッチやDCジャックへのハンダ付けはまだ行いません

では、ケースに固定します!
方法は固定ができれば、ボンドでもなんでもOKです!

僕は、グルーガンを使って固定しています
100均にも売っているので、固定方法に迷ったら試してみてはいかがでしょうか

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フットスイッチへの配線

LEDのマイナス側をフットスイッチに配線します

写真の同じ色どうしの場所を配線します

  • 出力A:赤色
  • 出力B:緑色

出力Aと出力Bが逆にならないように、しっかり図と見比べて配線しましょう!
ここを間違えると、光るLEDと出力の関係が逆になってしまいます

電源の配線

LEDの配線ができたら、電源部分の配線をしていきましょう。

電池用プラグの配線

 まず、配線する前にプラグのケーブルよじって一本にしましょう

 こうすることでこんなメリットがあります

  •  他の部品に引っかかりトラブルになるのを防ぐ
  •  電源が原因のノイズを減らすことができる

今回は、音の信号に関わる部分に電源は供給されないので2つ目のメリットは薄いですが、
他のエフェクターを作るときに大事になるのでぜひ覚えて欲しいてす!

では、配線していきましょう!
DCジャックの端子を間違えないように気をつけてください

マイナス側は、あとの工程で使うDCジャックのGND線もまとめてハンダ付けします

LEDのプラス側の配線

次に、LEDのプラス側をハンダ付けします
ここでも、DCジャックの端子の場所に気をつけましょう!

さて、電池用のプラグとDCジャックのGND配線が終わりました

出力ジャックの取り付けとGNDの配線

電源周りの配線が終わったところで、出力ジャックの取り付けをします

そして写真のように、次の2つを配線しましょう

  • DCジャックのGNDと入力ジャックのリング
  • フットスイッチと出力ジャックのGND

さて、これでLEDを光らせるための配線が完了しました!

LED点灯チェック

ここで、思い通りにLEDが光るか確認してみましょう

スイッチを押すたびにLEDが交互に光りますか?
もしうまく光っていない場合は、もう一度配線を見直してみましょう!

特に注意すべきポイントは3つです

  •  入力ジャック(3端子)の結線場所
  •  DCジャックの結線場所
  •  スイッチの結線場所

 焦らずひとつひとつ確認していけば、見つかると思います!

信号ラインの配線

最後に入出力の信号ラインと、GNDの配線をしていきます

出力ラインの配線

写真の同じ色どうしの場所を配線します

  • 出力A:赤色
  • 出力B:緑色

フットスイッチの端子を間違えると、LEDとの対応が逆になるので気をつけましょう!

入力ラインとGNDの配線

こちらも同じ色どうしを配線していきます

  • 入力:赤色
  • GND:青色

さて、これで全ての配線が完了しました!

手順⑤:完成!

さあ、実際にシールドを刺して音出し確認をしてみましょう
問題なく音は出ましたか??

もし音が出ない、ノイズが出ると言った症状が出た場合は次のことを確認してみましょう!

  • 入出力ジャックの配線は間違えていないか
  • フットスイッチの配線は間違えていないか

無事音が出たら、後はお好みでケースをデザインしてみましょう
自分だけのオリジナルペダルにすると、より愛着が湧くのでおすすめです!

ダイモテープを使ったデザインが、僕のオススメです
写真に貼ってあるテープですね

お手軽にプロっぽさがだせるので、
気になる方はぜひ試してみてください!

まとめ

今回は、AB Boxの作り方を紹介しました

細かい作業が少ないので、初めての自作エフェクターにはぴったりだと思います

これを機に、エフェクターの自作にハマってもらえたら嬉しいです!

ではまた!

記事をもとに、エフェクターを製作、改造するときは自己責任でお願いします。
万一損害が発生した場合でも、一切の責任を負いません。
あらかじめご了承ください。

コメント

  1. ぱくま より:

    初めてのエフェクター自作ですごく参考になりました。
    ジャックの端子を区別するのに手間取りましたが、
    逆に勉強になりました。
    どもです!

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